ナットウキナーゼとは?その効果とそのメカニズム、過剰摂取の摂取方法

ナットウキナーゼは、納豆から抽出され精製される酵素のことです。納豆は、日本で古くから食べられている日本食であり、発行した大豆から作られる食品です。煮た大豆を有用菌である納豆菌で発酵させて作られる食品で、納豆菌が煮た大豆に作用する時にナットウキナーゼが生成されます。納豆の他にも発酵させた大豆食品はいくつかありますが、ナットウキナーゼの酵素を生みだすのは納豆のみとなっています。 この成分には、抗血小板作用というメカニズムがあります。これは、血管の壁にできる血栓を排除し、血液の流れを良くするという役割を果たします。この効果によって、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす効能があり、血栓症や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を予防する働きがあります。また、糖尿病・高血圧などの原因となる活性酸素の発生を抑える抗酸化作用があるため、生活習慣病の予防・改善の効果も期待できます。さらに、腸内の善玉菌を増やして悪玉菌を減らす整腸作用もあり、便秘の解消にも役立ちます。 また、ナットウキナーゼは、血栓溶解作用や血液の流れを良くする働きを持つことから、アスピリン療法の代替品として代替医療団体から推奨されていたり、アルツハイマーに関わる有害なアミロイド繊維の異性化に効果的だという研究結果も出ており、医療分野でも用いられている成分です。 ナットウキナーゼの摂取方法としては、市販されているパックの納豆を食べるほかに、サプリメントで摂取するという方法があります。1日の理想的な摂取量は2000EUとされており、これは納豆1、2パック分に当たります。ナットウキナーゼは、納豆の食べ過ぎやサプリメントなどで過剰摂取状態となりますが、過剰摂取しても副作用の心配がなく、納豆菌の効果は最長でも12時間程度で、それ以降は効果がなくなるため、一時的な過剰摂取が身体に問題を引き起こすことはありません。ただ、ナットウキナーゼには血液の流れを良くする効果があるため、血液を凝固させる薬を服用している場合には、摂取する際に注意が必要になります。